フリカエル No.2 ももさだカエル 秋田 新屋海浜公園

比較的最近のように思うけれど、おそらく2年ほど前、車を飛ばして北へ向かった。

山形のおしゃれホテルスイデンテラスに泊った後、ももさだカエルを見たくて、秋田へ向かったのだ。(山形って人の顔の形になってるの知ってます?)

 

ももさだの存在は、友人に教えてもらって初めて知った。カエル好きの中でもそれほど話題になっていないような気もする。それがなぜかは、現場に行ってすぐにわかった

さびれている……から。そして、思っていたよりももさだカエルは小さかった。

以下のような、願いを込めて作られたのだが、こんなススキだらけの舗装もされていない道を進んで、本当に銅像があるのか?公園?のはずなのに…。など、不安になることだらけであった。そして、駐車場もなかった。 (とはいえ、カーナビのお導きに従ったので、一般的でないルートであった可能性もある)

「昔の新屋浜のにぎわいにカエル」「事故やけががなく無事カエル」「ゴミを捨てずに持ちカエル」との願いを込め、秋田市が公園のシンボルとして建立した。台座を含めたサイズは約2メートル70センチ。名前は、同エリアの旧地名「百三段(ももさだ)」から。

秋田経済新聞のサイトより

 

ともあれ、ももさだカエルはとてもかわいらしかった。いろいろな角度から写真を撮り、私は大変満足した。

数人、子どもをつれて遊びにきた様子の人々もいたが、特にこれといって遊具があるわけでなし。不思議だった。

 

1994年には盗難に遭ったこともあるようだが、市内で見つかったらしい。そして、以前は冬、藁に包まれてキュートに冬眠していたようだが、いまでは、冬も見られるらしい。とはいえ、雪深い秋田であそこまで行くのは大変ではなかろうか。

 

せっかくなので調べてみたところ、「ももさだ」は古い地名「百三段」にちなんでいるらしい。もともとは、「毛々左田」(吾妻鏡)だったようだが「百三段」「百三端」とも書かれ、近世には百三段が定着したそうな。

絶対に行った方がいい!と、オススメはできないが、カエルが好きで心に余裕があるのならば、いってみて損はないと思う。ただ、寒い時は止した方がいいでしょう。たぶん。埋もれてたりしそう。

 

 

 

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